2011年11月21日月曜日

「放課後の学校」をひらきます!


12月18日(日曜日)に、
1日限りの「放課後の学校」をひらきます!
是非この日は、水戸下市地区にいらしてください。
時間と会場詳細は追って告知します。


もうひとつの学校をつくる、という不思議な目的に対して手探りで立ち向かってきた結果、
「放課後の学校クラブin浜田小学校」の最初の手がかりとなるイメージが見えてきました。
これまで部員みんなで積み上げてきた「自分たちの学校」のカタチを実際につくり、自分たち以外の人に見てもらいたい。それが果たして「学校」と呼べるのかどうか、は置いといて、12/18(日)から僕たちの等身大の表現がはじまります。どなたでも参加可能、予約不要。第一回放課後の学校でみなさんをお待ちしています。




















2011年11月12日土曜日

自分たちの<いま・ここ>から学校をつくる

 日本の学校に通っていた人であれば、<学校>という言葉を聞いたとき、似通った学校のイメージを思い浮かべるでしょう。しかし私たちの実際の学校経験の中には、そういう集合的なイメージにまとめることができない、豊かで個性的な時間がいっぱいあったはずです。そういう体験が、集合的な<学校>というイメージのもと切り捨てられるのはもったいない。私たちは集合的な学校観の限界を意識し、自分たちの<いま・ここ>を基点に、豊かで個性的な時間を生きる場としての<学校>観を作ることが大切です。このことについて、以下では「放課後の学校クラブ」の具体的な活動に触れながら考えます。

 108日最初の活動は、「学校にあるもの」を書き出すことから始めました。次に、部屋全体を使った大きな地図をつくります。とても大きいので、その地図の上を歩き、学校の活動をシミュレーションすることもできます。そうすると、これまで自分たちには見えていなかった「学校にあるもの」の存在も意識されるようになります。たとえば「駐車場」。これは学校に来る「おとな」の行動を意識した意見です。さらに「あってほしいもの」として「発電所」という意見も。これは、自分たちが使っている電気のもとを辿るとどこに行き着くのか…という問いから発せられたのかも知れません。

 ここでは、「観察」(既に身に付けている学校観に依拠される)→「追体験」(身体性をともなう追体験)→気づき(この学校には○○が必要だ)→再構成(○○という理由で必要だからこのように現実にしよう)という段階を踏んでいます。こうしたプロセスを通じて、普段の<学校>での生活は少し相対化され、これまでとは違う学校観・生活観を手に入れることができるのではないでしょうか。

 このような学校観の相対化は、「学校クラブだより」を読む地域の大人たちや、私たち「おとな部員」にも起こりうるべきことです。私たちも話し合いのたびに、「あの働きかけは自分の学校観の押し付けになっているのでは?」といった形で、常に自分たちの学校観自体を問うています。こうしておとなも子ども一緒にかかわりながら、協働的に新しい学校のイメージを手に入れていくことこそ、「放課後の学校クラブ」の醍醐味だといえるでしょう。(山崎)

放課後の学校クラブだより第二号より抜粋

2011年11月6日日曜日

素材をあつめて










































前回の活動では「いつもの学校にどんな時間があるかノートに書いてくること」という宿題が出されていました。十月三十日は、ここで見つけられた時間から「放課後の学校」に使えそうなものを抽出していきました。各自が月曜日から金曜日までを担当し、学校で起こっていることを報告していきます。すると、授業だけではなく、朝の会や委員会などたくさんの「時間」が浮かび上がってきます。ここから自分たちに必要なものを取り出していくと、いつもの授業を発展させたものから、体育と算数を合わせた「たいすう」などオリジナルの教科まで飛び出してきました。

その他にも食べられる生き物を育てる「いきものがかり」、時代を反映した「節電委員」など様々な役割が必要だということが明らかにされていきました。こうやって見ていくと「係」と「委員会」の違いも何となく分かってきます。いつもの学校にちょっとした「疑問」を投げかけることから放課後の学校の素材が集められていくようです。116日にはこれらをもとに実際に学校の中身を考えました。

それぞれがやってみたいことを選んで「どんなことを」「誰が」「どこで」やるのかという計画を立てます。その結果、先生と生徒が使えなくなったものを持ち寄って音を考える「音をつくる授業」や常照寺池の魚をスケッチしたり飼育したり粘土で作ったりする「さかなのかんさつ」など放課後の学校が具体的な形を帯びてきました。大人部員からは給食の調理師さんと協力した「給食の授業」なども提案されていました。どうすればプランを実現できるのか。次回は妄想と現実の壁に直面するかもしれません。(市川)

2011年10月25日火曜日

歩いて、見て、考える。
































10月23日(日)

 学校を建てるためにはどんな場所が必要だろうという問いかけから、今日は場所探しから始まります。部室での話合いで、学校を建てる候補地として色々な場所が挙げられましたが、実際にその中から「常照寺」に行ってみました。教室の中だけでは分からないことも、現地に行くと発想が広がります。「お寺の歴史や文化をもとにした社会の授業ができる」「常照寺池にいる生き物の学校をつくりたい」などなど、具体的な意見が出てきます。その熱が冷めないうちに部室に戻って発表会。最初は「校庭につくりたい」と言っていた部員もフィールドワークを通してイメージが広がり、空き地につくる「しょくぶつ学校」を発表していました。とは言えまだまだ妄想段階。実現までの道のりは遠いですが、一歩前進できたかな。


放課後の学校クラブ 市川寛也

2011年10月17日月曜日

どこに建てる?



















































































10月16日(日)


今回は水戸下市(しもいち)地区の祭りと重なって子ども部員は6名、大人部員6名、計10人でのクラブ活動でした。

第一回の終わりに「次回から学校をつくるための計画をはじめる」話になったことを受けて、
今回はまず部員全員で「学校をつくる」覚悟をきめます。「きっと大変だけど本当にやる?」「やる!」「やらなーい」「やらないなら帰れば」「祭りのおこづかい持ってるからこれでつくれるよ!」「いいから早く材料あつめよう」最終的なみんなの総意は「覚悟あり」。

この話のあとに放課後の学校クラブ特製グッズ、クラブノートが配られました。このノートに名前を記し、まず1ページ目にどんな学校がいいか絵をかきました。子どもも大人も対等に自分の絵を発表しあいました。その後、部員用のオリジナル名札をつくりました。

進行係と書記係を決めて、実際に学校をつくるにはまず何から手をつけるか会議をおこないました。
1、学校をつくる場所を決める。
2、材料を集める。
3、模型をつくる。

子ども部員主導で決まりました。ややあやしいステップな気もしますが、あえてほっておきます。模造紙をひろげ、近隣地域の地図を描き始めました。ステップ1の場所を決めるためです。すると、ここがちがう、あれがない、など議論がうまれました。真相を確かめるために、コミュニティルーム運営委員会の大木先生に許可をいただいて、実際に地域に出向きます。空白の道をたどり、クラブノートにメモをとります。地域の話をしながら学校周辺を一周し部室にもどりました。

地図の中心部分がすこし形になったところで活動終了の時刻。
来週はまた地域を周り地図を拡げ、候補地をピックアップしようということになりました。

さらに、場所はきまっても、そこになにがいるのかがわからないとどうしようもないということで、平日の学校のなかで普段浜田小学校で目にしているものを部員それぞれの視点でスケッチする宿題がでました。

第二回目の活動終了。今後の進め方を部員みんなで決めていくスタンスが始まっています。

放課後の学校クラブ 北澤潤



学校をつくります






















































































10月8日(日)

「今日は学校をつくります。」
「えー!?いきなり?」
そんなやりとりから始まりました、放課後の学校クラブ初回の活動。

今日は16名の子ども部員たちのなかから10名ほどが参加。大人部員は5名ほど。
放課後の学校クラブの活動場所はコミュニティルーム。元図工室で、とても広い空間です。このような部屋をコミュニティルームとして設立し、地域と学校が協力して運営しているということから、この水戸下市(しもいち)地域の姿勢を感じます。

もちろん実際に学校をつくるのはまだ先のこと。今日はマスキングテープでこの部室の床に学校の設計図を描いてみることにしました。
前回の説明会とおなじように、学校をつくるときに必要なもの、欲しいものの名前を黒板に書き出していきます。今回は私が書くのではなく、書記をやりたがった部員2人ががんばって意見を書き写しました。あげられたキーワードをひとつずつカードにしていきます。「教室」「玄関」「校長室」「体育館」「校庭」「風呂」「ロープウェー」「発電所」「秘密の部屋」。
ぶあつい束となったカードを一人一人引いて、床をひとつの土地と見立ててどこにそれを作りたいかマスキングテープを貼ることで示していきます。みるみる床にはいくつもの「場所」が指定されて、「廊下」「バイク」などの繋ぐ機能をもつカードを引く事で、さらにそれらが有機的につながりました。マスキングテープの終わりが合図となり、作業終了。できあがった学校の上で、次にやりたいことを話合い、最後はそれぞれがやりたいことをやりたい場所でままごとのようにデモンストレーションしてみることになりました。それを一日の「時間割」としてみんなで好き放題やって、やりあって今日の活動は終了。
最後は学校を壊します。大量のマスキングテープはボールのような大きさになり、やんちゃな男子部員が持ってかえっていきました。


放課後の学校クラブ 北澤潤

10月4日 説明会の様子

10月4日(水)

浜田小学校の昼休みの時間に「放課後の学校クラブ説明会」をひらきました。
参加を希望している生徒や保護者の方がいらっしゃいました。

「学校をつくります」という宣言と、「はー!?」というリアクションからはじまって、学校をつくるために欲しいものを話し合いひたすら黒板にかいていきました。
短い時間の説明会の終わりには、妄想の学校が描き出されます。
「学校をつくる」という目標の漠然としたイメージと、子どもたちの勢いを探る説明会となりました。