2012年11月12日月曜日

シンポジウム「学校×地域×アートがひらく新しい放課後」開催!




水戸市下市地区で活動を展開している「放課後の学校クラブ」から、学校、地域、アート それぞれの領域を横断するシンポジウム開催のお知らせです!

放課後の学校クラブでは、「学校をつくる」というありそうでなかった問いを投げかけることによって、 子どもたちの創造性を引き出す枠組みを築いてきました。
今回のシンポジウムでは、プロジェクトの提唱者である現代美術家の北澤潤や部員たちとともに、約 1 年間にわたるこれまでの活動を振り返りながら、アートという領域を超えて拡張するプロジェクトと学校教育や地域社会との接点を探っていきます。こうした対話の場を通して、子どもたち一人ひとりが主役になる放課後活動の可能性について一緒に考えることができれば幸いです。放課後支援に関わる保護者の皆様や地域の方々、学校の先生、地域協働型のアートプロジェクトに興味のある方などは、ぜひともこの機会に足をお運びください。

放課後の学校クラブシンポジウム「学校×地域×アートがひらく新しい放課後」
2012年12月2日(日)
14:00-17:15(開場 13:00)
場所:水戸市立浜田小学校 第一コミュニティルーム
入場無料/予約不要
定員 70名
アクセス:水戸駅北口3番バス乗り場より、茨城交通の「本町」経由バスに乗車約10分。「本町二丁目」下車後徒歩約5分

主催:放課後の学校クラブ実行委員会 
共催:水戸市総合教育研究所、水戸市立浜田小学校コミュニティルーム運営委員会 
後援:筑波大学芸術支援齊藤泰嘉研究室、NPO法人水戸こどもの劇場


<当日のスケジュール>
◯13:00-14:00 活動見学会
12月2日はいつもの「放課後の学校クラブ」活動日です。活動の様子を自由にご見学いただけます。
※特別なワークショップを行っているわけではありませんのであしからず

●14:00-14:50 第1部【放課後の学校クラブのこれまで】
そもそも「放課後の学校クラブ」って何?
プロジェクトの提唱者である北澤潤が活動に込めた思いを語ります。
さらに、そうした理念が水戸市立浜田小学校という現場と出会うことでどのように実体化されてきたのか、これまでの活動をみんなで一緒にふり返ります。また、現在進行中の次なる「もうひとつの学校」構想を大公開!子ども部員からプレゼンテーションを行います。

●15:00-16:00 第2部【放課後の学校クラブをめぐるあれこれ】
現代美術の問題を越えて、学校教育や地域社会の課題と直面 する放課後の学校クラブ。
これまでの活動を見てきた関係者 を話し手に迎え、それぞれの視点から活動の意義を語ります。
1. 学校教育の視点から [話し手:大木勝司/元水戸市立浜田小学校校長]
2. 地域協働の視点から [話し手:横須賀聡子/ NPO 法人水戸こどもの劇場]
3. アートプロジェクトの視点から [話し手:齊藤泰嘉/筑波大学芸術系教授]

●16:10-17:10 第3部【開かれた放課後の可能性】
2 部までの議論を受けて、ゲストコメンテーターのお二人にそれぞれの専門の立場からコメントをいただきます。果たして「放課後の学校クラブ」の現場では何が起こっているのでしょうか。より広い視点から学びの場を創造する可能性について考え、多様化する放課後活動支援の方向性を探っていきます。
<ゲストコメンテーター>
・稲垣立男 (いながき・たつお
現代美術家、法政大学国際文化学部教授。国内外でコ ミュニティとアートをつなぐプロジェクトを展開してい る。国内での主な活動に、閉校になった分校の記憶を辿る 「 仙 俣 分 校 プ ロ ジ ェ ク ト 」( 静 岡 ア ー ト ギ ャ ラ リ ー ) 、「おやこで楽しむアート」(アーカスプロジェクト)など。
・藤本和久 (ふじもと・かずひさ
慶應義塾大学教職課程センター准教授。専門は教育方法学 、 カ リ キ ュ ラ ム 論 、 授 業 論 。 主 な 論 文 に [「 関 心 ・ 意 欲・態度」は教育課程にどう位置づくか]『教育』第 56 巻 第 11 号、[校内授業研究を通じて学校が変わる―新教育 課程下での当事者性・自律性の高まりをめざして―]『生活教育 3 月号』2012 年など。
<コーディネーター>
石田喜美 (いしだ・きみ
常磐大学人間科学部専任講師。専門は教育学、メディア・ リテラシー教育。東京文化発信プロジェクト室「東京アー トポイント計画」プログラム・オフィサーとして、まち なかアートプロジェクトを担う人材の育成事業に携わった後、現職。

●17:10-17:15 閉会宣言


お問い合わせ 
school@junkitazawa.com
090-2078-2526(山口)