テーマを考えてみる
昨年の12月18日に行われた初めての発表会が終わって一段落した「放課後の学校クラブ」。新たな部員も加わって、再び活動が始まりました。3学期は、これまでの経験を踏まえた上で、もう一度「学校」をつくることを目指して活
動を続けていきます。部員の中で話し合いを進めた結果、今度は特定のテーマを設けて学校をつくることになりました。2月5日には「○○の学校」というキーワードをもとに、○○に入る言葉を考えながら、それぞれの思い描く学校についてアイディアを出し合ってみました。
アイディアがでてくる、でてくる!
さすがに一度「学校」をつくっているだけあって、次から次へと発想が広がります。まずは、前回の反省を踏まえて「屋根がある学校」という声が真っ先に上がりました。確かに、青空の下で行われる学校も解放感があっていいけれど、ちょっと寒かったかもしれません。それに続いて、様々な場所と学校を結びつけた意見が飛び交います。「動物園の学校」「森の学校」「屋上の学校」「ハンモックの学校」などなど、実現できるかどうかは別として、ファンタジックな学校の名前が並びます。それぞれの学校の想像図も描きながら、その中身についてもイメージをふくらませていきます。なるほど、「木の上の学校」では理科の授業で虫探しをやったり、休み時間には屋上で休んだりできるようです。これなら「ハンモックの学校」も実現できて一石二鳥。こんな風にいくつかのアイディアを組み合わせながらいくつもの学校計画が生み出されていきました。中には「旅する学校」といった壮大な構想も。いつかは「放課後の学校クラブ」一座が各地をまわる姿を思い描きつつ、おとな部員の妄想も広がります。
「びじゅつかんのがっこう」!?
2月12日には、前回までに挙げられた意見の中から、今後みんなで協力しながら実現を目指していくテーマを選んでいきました。何回か多数決を重ねた結果、最後に残ったのは「水戸駅の学校」と「美術館の学校」。どちらもどんな学校になるのか想像できませんが、だからこそやりがいのありそうな学校案です。「水戸駅の学校」は駅の周辺にある色々な施設を使いながらつくられていく学校、「美術館の学校」はみんながつくりあげた作品によって彩られた美術館のような学校のようです。最後の多数決の結果、8対6で「美術館の学校」に決定。美術の世界にどっぷりつかっているおとな部員の間に衝撃が走ります。果たして、「美術館」と「学校」がどのように結びついていくのか、次回からは具体的な計画を立てていきます。
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