2011年12月8日木曜日

あと10日です!

第1回放課後の学校開校!!



















「もうひとつの学校」っていっても何から手をつけていいか誰もわからない、
普段通っている学校を調査することから少しずつ自分たちなりの形がみえてきた。
できあがった形が一体どんなものになるんだろう。それは学校っていえるんだろうか。
とにかく「学校」は絶対できる!


放課後の学校クラブの部員たちがこれまで計画してきた、もうひとつの学校、
「放課後の学校」が一日限りで開校します。
どなたでもご参加いただけます。
予約不要、参加無料。
昼食は給食がでます。

日時:12/18(日) 午前10時30分から午後3時まで

場所:水戸市本町下市商店街ハミングロード513特設会場(和菓子ほりの駐車場)

アクセスマップ:http://g.co/maps/hmtwn
水戸駅北口3番バス乗り場乗車、「本町2丁目」バス停下車すぐ
※下記の時刻表をご確認ください。

アクアワールド大洗アクアワールド大洗経由
那珂湊駅
東前団地経由
大串公園
百合が丘経由
元石川団地
0845 11
0920 50 00 11
1040 11 46
1140 11 46
1240 11
1340 11
1411
1505
1620 38 21
1700 55 26
1815 × 40 36
1947 ×
2007
2140 フX
アクアワールド大洗アクアワールド大洗経由
那珂湊駅
東前団地経由
大串公園
百合が丘経由
元石川団地


時間割
10:30 朝礼
10:40 リサイクル
11:30 音をつくる
12:15 給食
   逃亡
13:00 魚
13:50 服をつくる
14:40 帰りの会

お問い合わせ:school[a]junkitazawa.com※

※[a]を@に変えて下さい

2011年11月21日月曜日

「放課後の学校」をひらきます!


12月18日(日曜日)に、
1日限りの「放課後の学校」をひらきます!
是非この日は、水戸下市地区にいらしてください。
時間と会場詳細は追って告知します。


もうひとつの学校をつくる、という不思議な目的に対して手探りで立ち向かってきた結果、
「放課後の学校クラブin浜田小学校」の最初の手がかりとなるイメージが見えてきました。
これまで部員みんなで積み上げてきた「自分たちの学校」のカタチを実際につくり、自分たち以外の人に見てもらいたい。それが果たして「学校」と呼べるのかどうか、は置いといて、12/18(日)から僕たちの等身大の表現がはじまります。どなたでも参加可能、予約不要。第一回放課後の学校でみなさんをお待ちしています。




















2011年11月12日土曜日

自分たちの<いま・ここ>から学校をつくる

 日本の学校に通っていた人であれば、<学校>という言葉を聞いたとき、似通った学校のイメージを思い浮かべるでしょう。しかし私たちの実際の学校経験の中には、そういう集合的なイメージにまとめることができない、豊かで個性的な時間がいっぱいあったはずです。そういう体験が、集合的な<学校>というイメージのもと切り捨てられるのはもったいない。私たちは集合的な学校観の限界を意識し、自分たちの<いま・ここ>を基点に、豊かで個性的な時間を生きる場としての<学校>観を作ることが大切です。このことについて、以下では「放課後の学校クラブ」の具体的な活動に触れながら考えます。

 108日最初の活動は、「学校にあるもの」を書き出すことから始めました。次に、部屋全体を使った大きな地図をつくります。とても大きいので、その地図の上を歩き、学校の活動をシミュレーションすることもできます。そうすると、これまで自分たちには見えていなかった「学校にあるもの」の存在も意識されるようになります。たとえば「駐車場」。これは学校に来る「おとな」の行動を意識した意見です。さらに「あってほしいもの」として「発電所」という意見も。これは、自分たちが使っている電気のもとを辿るとどこに行き着くのか…という問いから発せられたのかも知れません。

 ここでは、「観察」(既に身に付けている学校観に依拠される)→「追体験」(身体性をともなう追体験)→気づき(この学校には○○が必要だ)→再構成(○○という理由で必要だからこのように現実にしよう)という段階を踏んでいます。こうしたプロセスを通じて、普段の<学校>での生活は少し相対化され、これまでとは違う学校観・生活観を手に入れることができるのではないでしょうか。

 このような学校観の相対化は、「学校クラブだより」を読む地域の大人たちや、私たち「おとな部員」にも起こりうるべきことです。私たちも話し合いのたびに、「あの働きかけは自分の学校観の押し付けになっているのでは?」といった形で、常に自分たちの学校観自体を問うています。こうしておとなも子ども一緒にかかわりながら、協働的に新しい学校のイメージを手に入れていくことこそ、「放課後の学校クラブ」の醍醐味だといえるでしょう。(山崎)

放課後の学校クラブだより第二号より抜粋

2011年11月6日日曜日

素材をあつめて










































前回の活動では「いつもの学校にどんな時間があるかノートに書いてくること」という宿題が出されていました。十月三十日は、ここで見つけられた時間から「放課後の学校」に使えそうなものを抽出していきました。各自が月曜日から金曜日までを担当し、学校で起こっていることを報告していきます。すると、授業だけではなく、朝の会や委員会などたくさんの「時間」が浮かび上がってきます。ここから自分たちに必要なものを取り出していくと、いつもの授業を発展させたものから、体育と算数を合わせた「たいすう」などオリジナルの教科まで飛び出してきました。

その他にも食べられる生き物を育てる「いきものがかり」、時代を反映した「節電委員」など様々な役割が必要だということが明らかにされていきました。こうやって見ていくと「係」と「委員会」の違いも何となく分かってきます。いつもの学校にちょっとした「疑問」を投げかけることから放課後の学校の素材が集められていくようです。116日にはこれらをもとに実際に学校の中身を考えました。

それぞれがやってみたいことを選んで「どんなことを」「誰が」「どこで」やるのかという計画を立てます。その結果、先生と生徒が使えなくなったものを持ち寄って音を考える「音をつくる授業」や常照寺池の魚をスケッチしたり飼育したり粘土で作ったりする「さかなのかんさつ」など放課後の学校が具体的な形を帯びてきました。大人部員からは給食の調理師さんと協力した「給食の授業」なども提案されていました。どうすればプランを実現できるのか。次回は妄想と現実の壁に直面するかもしれません。(市川)

2011年10月25日火曜日

歩いて、見て、考える。
































10月23日(日)

 学校を建てるためにはどんな場所が必要だろうという問いかけから、今日は場所探しから始まります。部室での話合いで、学校を建てる候補地として色々な場所が挙げられましたが、実際にその中から「常照寺」に行ってみました。教室の中だけでは分からないことも、現地に行くと発想が広がります。「お寺の歴史や文化をもとにした社会の授業ができる」「常照寺池にいる生き物の学校をつくりたい」などなど、具体的な意見が出てきます。その熱が冷めないうちに部室に戻って発表会。最初は「校庭につくりたい」と言っていた部員もフィールドワークを通してイメージが広がり、空き地につくる「しょくぶつ学校」を発表していました。とは言えまだまだ妄想段階。実現までの道のりは遠いですが、一歩前進できたかな。


放課後の学校クラブ 市川寛也